最近は印刷するモチーフ柄やデザインをデザインソフトで作成して頂ける事も多くなり、データ入稿により納期の短縮にも繋がっています。

シルクスクリーン印刷によるオリジナルグッズ作成のホームページを見ると、『デザイン修正料金』と書いてある事もあります。デザインソフトで作成したデザインをデータ入稿しているのに、何故必要なの?と不思議に思われる事もあるかと思います。

今回は、シルクスクリーン印刷とデザイン修正の必要性と印刷の仕上がりについてご説明します。

シルクスクリーン印刷は何故デザイン修正が必要?

デザインやモチーフ柄を入稿して、シルクスクリーン印刷で加工されたアイテムの仕上がりを見てみると染料のニジミにより、自分がイメージしていた仕上がりと違う事があります。
シルクスクリーン印刷の場合、Tシャツや布バッグなどのアイテムに印刷する場合は、必ず染料のニジミが発生します。これは染料が繊維にしみ込んだ際に起こる毛細血管現象が原因です。
※顔料印刷や、金粉等の場合はニジミは発生しません※
文字の白空きが細い場合や、細かいモチーフの場合に多くがニジミ、モチーフが潰れてベタっぽい仕上がりの印象になってしまいます。
スクリーン紗の選定で多少は軽減される事もありますが、殆どの場合はデザイン、モチーフ柄を修正しないと根本的な解決には至りません。

 

シルクスクリーン印刷のデザイン作成のポイントは?

シルクスクリーン印刷で加工用のデザイン作成する際に特に気を付けたいのは、漢字フォントです。
画数が多い漢字フォントを修正せずに印刷すると、文字間が潰れてベタっぽい印象になり仕上がりがよくありません。単純に白部分を選択ツールで選び、拡張ツールで大きくする方法もありますが、仕上がりの印象を重視する場合は、線のバランスをみながら白空きを太くしていきます。

細かい点や線などのモチーフの場合『間引く』作業を行います。
間引くとは、10本の線の集合体の場合は7本に減らしたり、10個の点の集合体は7個に減らし、白空きを大きくする修正の事をいいます。この作業をするとしないのでは、モチーフ柄が滲んで潰れてしまい、繊細な雰囲気が損なわれシルクスクリーン印刷の仕上がりに大きな差がでます。

シャープなデザインの場合や、花柄を筆や先の細いペンで描いたような、モチーフ先端の細い部分を3ミリ延長したり、切れ込み部分を4ミリ深く描くなど染料のニジミや先端部分の細い線切れを意識したモチーフ描画をします。

第一製型ではシルクスクリーン印刷の仕上がりに拘りを持ち、プリントするアイテム、使用する染料、仕上がりイメージをヒアリング後、スクリーン紗の選定をし、社内トレーサーにデザイン修正の指示を必ず行います。その際にデザイン画、モチーフ柄の雰囲気を活かした白空き修正、間引き作業、細い線の修正を行い、お客様のご希望に近い印刷仕上がりを目指します。

 

シルクスクリーン印刷の仕上がりはデザイン修正にある

シルクスクリーン印刷でプリントした生地の雰囲気は、デザイン修正をするトレーサーの感性が出ます。
シャープなデザインが得意なトレーサーや、グラデーション等の柔らかい描画が得意なトレーサー。
デザイン図案の雰囲気によってトレーサーの選定は重要なポイントです。

人は見た目が9割と、書籍のタイトルにもあります。プリント生地も同じで、パッと見た第一印象が大事なのです。

トレーサーはデザイン図案の雰囲気、印象を捉え、そのデザインが一番重要な表現部分を最大限に表す感性が必要です。
より良いプリント生地、オリジナルプリントのTシャツやバッグ等を作るには、デザイン修正、製版、印刷に拘りを持つシルクスクリーン印刷業者を選びましょう。

 

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